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はんだ牛蒡ブログアーカイブ

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なみだ橋

我が家の前に、我が家へ渡る小さなコンクリート橋がある。先週、その橋が泣いているではないか!!橋の中央端寄りから、水滴がポタポタ垂れているのだ。



うちで使う山水はこの橋の反対側の側面に外付けされたパイプを通っているような気になっていたが、そうではなくて橋に埋め込まれていて、それが老朽化して漏水しているのだ。およそすでに半世紀前に造られた橋とはいえ、こうやって漏れるもんかな、と。結構な滴り具合。よくよくコンクリート表面を見ると、これまでにも少しずつ滲んではいたようだ。橋に亀裂が入ってそこから滴るようになったらしい。


すぐにどうこういうことはないのだろう。だが何となく気持ちが悪いので、忙しくはあったが、次の日には直すことにした。


もちろん直しようはないので、パイプを橋の外側にかわすことに。こんな感じで。この後凍結防止用のカバーを巻いて完成。


集落の山水を半日止めたついでだから、水源側の不良個所もついでに。ソケットで応急処置のまま放置していたところをユニオンで。年に4~5回は抜けていたので、これで楽になる。ちなみにここ、かなりの急こう配。


たったこれだけのことではあるが、材料を買うところからだと半日強かかった。近々床下にも潜らねばならない。こちらも最低で半日はかかるはず。


豊かな古民家ライフのためには仕方がない、という話。


# by tanboya3 | 2022-03-15 21:53 | その他

昨年末くらいから中1の長男が将棋にはまっている。ただはまり具合がちょっと変わっていて、負けたときが嫌とのことで私とはほとんど指さない。もちろん学校でもやっていない。


じゃあ何をやってるのかと言えば、少し前までは定期購読を始めたばかりの月刊「将棋世界」掲載のプロの棋譜をひたすら並べていた。解説を読むわけではなく、ひたすら棋譜を盤上で追うだけ。4枚落ち(飛角香落ち)で私よりまだ弱いくらいの棋力だから、解説なしでプロの指し手の理解は無理。


最近では一人将棋をやっている。はたからさりげなく見ていると、1手1手はあまりにでたらめなんだけど、盤面をパッと見る限りではいかにも本番の将棋にありそうな様相になっている。


そして以上のようなことを、寝食以外の時間をほとんど費やしてやっている(笑)。朝の登校前の空いた5分間でもう将棋盤の前に座っている。勝負をしたいのにやってもらえない私にとって、実に不思議で仕方がない。


という中で感心していることがあって、詰め将棋を最近作るのだ。分かる人は分かるだろうが、詰め将棋を作るのはそう簡単ではない。私も煽られて挑戦してみるけど、それなりの美しさがあるものはせいぜい3手詰め程度で、5手以上になるとしょうもないのしか作れない。しかし彼のはそこそこよくできている。


この3日で作ったものを載せてみる。


これは9手詰め(持ち駒:銀)。馬を角にすると11手詰めになる。後日自分でも気が付いたらしい。


これは5手詰め(持ち駒:金2)。


これは7手詰め(持ち駒:歩)。


ちゃんと、捨て駒、開き王手、成らずなどの要素が入っていてそれなりにきれいなことが分かってもらえるだろう。俺より4枚以上弱いのに、詰め将棋を解くのも俺より遅いのに、なんでこんなの作れるんだ~。やってみるけど、俺には無理。不思議くんの本領発揮だ。


ちなみに完成度は確かだ。パソコンソフトで確かめたらちゃんとできていた。心得のある人はぜひ挑戦してみて。


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【解答】
(1問目)2二銀、同玉、2三不成、1一玉、2一桂成、同玉、3二と、1一玉、2二香成 まで9手詰め。馬が角の場合は8手目から、1二玉、2三香成、1一玉、2二成香 まで11手詰め。(2問目)2三金、同飛、3四龍、同玉、3五金 まで5手詰め。(3問目)3二飛不成、1三玉、1四歩、2三玉、3四飛成、2二玉、2二龍 まで7手詰め。


# by tanboya3 | 2022-03-09 21:48 | 家族

いや~、久しぶりに発熱。しかも家族が次から次に!いつ以来かな、こういうの。


てなこと書くと、ビビる人が出てくるおかしな世の中になった。


発端は末娘。保育園で流行っていたウイルス性の胃腸炎(だったか?)をお持ち帰り。そして長男、次男と順に。いつ以来かの連鎖感染。たまに病気にかかることの大事さをすでに理解してくれているとはいえ、吐いて辛そうな彼らに向かって「良かったな」とか「大人になったら吐くのに慣れるぞ~」などと言っていたら、きたきた、私にも。まあ私は嘔吐はなく下痢と微熱だけなんだけど、発熱がいつ以来かに来たことが嬉しくて仕方がない。なんたって最近は体調不良には逆に体温が下がるというおかしなことになっていたから。


いつものように体の声に従って(もちろんクスリは飲まず)養生して、みんな発症から1日半くらいで回復。たまにはこういう免疫系の刺激は必要なこと。特に子供はね。


という一昔まで当たり前とみんなが知っていたことが、医療業界の業界努力のせいで、忘れさられようとしている。様子伺いで電話してこられた学校の先生がしきりに怖い怖いと言われたので、病気をしなくなって心配していたが久しぶりでホッとした、という旨を伝えると「前向きですね~」と感心される。前向きでも後ろ向きでもなく、一昔前までは常識だったこと。昨今の風潮のままいくと、きっといつか大変なことになる。


とまあこんなことが言えるのも、受験生とかを抱えていないから。高校入試は昨日だったらしい。抱えていたら、宿主は4歳児だし、感染させないようビリビリしたことだろう。


あと女房に飛び火しなかったおかげでもある。そうなっていたら6年前ほど(この時はインフルエンザ)ではないかもしれないが大変だったろう。


# by tanboya3 | 2022-03-04 21:46 | 生き方

新聞、許せん。

子供へのワクチン接種が始まった。私自身は1000万円もらったって打たないが、ワクチンを打つか打たないかについては基本的にはどっちでも良いと考えてきた。もう寿命が残り少ない高齢者にとってはリスクより世間体を考える方がいい場合も多いだろうし、解熱剤を飲むのと同じでそもそもリスクを承知の上で打つ自由というのはある。しかしそう思ってきたのは前提があって、子供に打つことにはまさかならないだろうと思っていたからだ。


先日新聞を見ていて怒りが込み上げた。打った子供の「これで人に感染させにくくなる」のようなコメントが載せられているではないか!なんだこれは。新聞はワクチンを打ったら他人に感染させにくくなる根拠があるなら示してみろ。仮に根拠があるならその「感染させにくさ」はリスクを上回るほどの有意性があるのかどうか示してみろ。こんな何かの手先のような煽り記事載せやがって、恥ずかしくないのか。


このたびのウクライナ情勢の記事も、どうせ偏っているに決まっている。読んでいて初めから真に受ける気が起きない。先の大戦で日本が戦争を始めた理由を考えてみろ。あふれる記事のほとんどすべてが気持ち悪いものであることが分かるだろう。


そしてなんだ、今日の記事。「釜石の奇跡」の検証。ナニコレ、ヒトリゴト?タニンゴト?シュザイニハ イツモ ハジメカラ アラスジガアッテ、コレガ トクベツナコトデハ ナイジャナイデスカ?


教育に新聞を取り入れようという取り組みには大賛成だ。「新聞がいかに嘘ばかり言っているか(いわんやテレビおや)」を検証する授業を学校でやっていけば、この国のメディアリテラシーは大きく向上する。


# by tanboya3 | 2022-03-01 21:44 | 主張・提言・考え事

無性に雪山に行きたい

底冷えする日々が続いていたのに、昨日から急に春。寒さでちょっと怠け気味だったけれど、こうなるとやらねばならん。


ちょっと前に、女房が息子のために「神々の山嶺」というマンガ本(全5巻)を買ってきた。当然私にも面白い。寒くて怠けているくせに、読んでいて久しぶりに無性に雪山に行きたくなってきた。ただし漫画本と違って私の場合はクライミングではない。私は岩はやらない。ワンダリングというか、面的移動の専門である。


以前書いた白神山地横断のように、ある地域を横断的に移動することに強い郷愁を抱くのだ。私にとっては子供の頃の原風景なのかもしれない。


最後の雪山はいつだったか。確か31歳のときか。友人らと3人(そのうちの1人は今や時の人だ)で越後駒ヶ岳に登った。ただこの時は残雪を踏みながらの程度。


それより前になるとたしかこの近くの八幡高原の八幡湿原から大佐山の頂上まで山スキーを履いて歩いた時か。当時26歳。これは友人らと4人で大佐山にスキーに行った時で、私だけ八幡湿原で降ろしてもらい、昼頃に大佐山山頂でスキーをしているみんなと合流したというもの。わずか3時間程度であった記憶があるが、ルートは中央分水嶺の一部でもあり、雪深い中の山スキーを利用しての縦走で満足のいくものだった。


すでに25年前か。私の歳(51)なら一線で山をやっている人はたくさんいる。でも俺はダメなんだな。膝をやっちゃったから。子らを連れて行く目的で両杖を突きながらの日帰り山行が関の山だ。


雪山は無理としても、せめてテントを背負っての山登りができればなと。4年前から長男とやっている都道府県最高峰巡りもそのうち日帰り登山がきつい山にも回ってくる。内心少しずつでも膝が快方に向かっていないかという期待を持ち続けている。しかし残念ながら今のところその兆候がない。


# by tanboya3 | 2022-02-28 21:43 | 思い出

およそ月1回更新。日々のブログは、http://handa-shizensaibai.com          


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