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はんだ牛蒡ブログアーカイブ

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末娘「あかり」、4歳11か月。最近平仮名がいくらかかけるようになってきたので、よく手紙を書いてくれる。


これは1月前にくれた手紙。「お」とか「ち」とか左右がでたらめなのはご愛敬。

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『おおちの ひとも ありがとお

ほいくえんの ひとも ありがとお

おとおさんも しんでも あかりさんのこと わすれないで


みんなへ

あかりより』

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彼女か書いてくれる手紙にはやたら死という言葉が出てくる。もちろんみんな私のせい。私がよく死の話をするからだ。


こうやって日ごろから軽く死の話をすることはいいことだと思っている。現代の日本人の特徴といって一つ挙げられるのは、死がタブーになってしまったことじゃないか。まあいろんな知識人も言ってること。まさにそうだと思う。死がタブーになるとたくさんのことが委縮する。コロナ騒ぎだってそうだ。死を前には冷静にいられない。死を前にするからこそ冷静にいるべきなのに。


先生「殺すぞ!」

生徒「やれるもんならやってみろ!」

逆でもいいんだけどね。こんな会話が平気でできる世の中ってそう悪くはないと思うけどね。


我が子らには、何事があっても死を不必要に恐れることなく、充実感をもって生きぬいておくれ、と祈る。


# by tanboya3 | 2022-08-29 18:15 | 主張・提言・考え事

「非主流派」の立ち位置

一昨日、自分が「非主流派」だと書いた。あんまり深い意味はない(笑)。ただ私はこれまでの人生で関わった多くのコミュニティ(共同体)の中ではこの立場だったろうと思っている。


というか、「主流派」という立場がどうも居心地が悪い。主流派に身を置くと、人の嫌な面がたくさん見えてくる。優越感、妬み、ひがみ。実質的なもので言えば、金。ネガティブな面は非主流派の方に多そうなものだが、意外とそうではないのが面白い。生来のひねくれ者である私としては、居心地が悪くつい距離を取ることになってしまう。そのうちいつの間にか端に追いやられているというのがパターン。


といっても主流派の人と壁を作ろうという気はない。「私を嫌いな人はたくさんいるけど、私から嫌いな人はいない」という幸せな性格の本領発揮だ。だからいくらでも協力はする。


一方で「本流」には常に身を置いていたいと思っている。本流とは何か、といえば、漠然と書いたからちょっと説明に困る。いろいろ言い方がありそうな中で、「人間の醜い部分とは距離を取り、真理を求める道に妥協しない」というところか。・・ちょっと言い過ぎか。これでは私が君子のよう。


まあいいのよ。わかる人にはわかるで。実際の私といえば、普段から適当節で冗談しか言わないし、本気で話しても言ってることが普通で、「実は中身がない人間」だとかなりの人から思われてるんだから(笑)。


そんな中で、私のことを兄貴と慕ってくれる津和野町議の山太郎(仮名)を始め、私を必要以上に持ち上げる人らも少数ながら一方でいるという事実が、非主流派の本領発揮というところか、妙に心地よい。ちなみに非主流派で飲むと妙に盛り上がるんだよね。


話がずれてきたけれど、内田樹の「先生はえらい」(ちくまプリマ―新書)。ぜひ読んでもらいたいね。


# by tanboya3 | 2022-08-27 18:13 | 生き方

洪水のたびに草が増える、とちょっと前に書いた。今、大豆畑に、アサガオが静かに増えつつある。こんな感じでさりげなく。


作付け9.0haの中で、激発が0.1ha、多いのが0.1ha、時々姿を見るのが1.2ha。残りの7.6haは稀に姿を見る程度で今のところは収まっている。


そしてこのアサガオについては洪水とは関係がない。堤防に囲まれている畑から始まったから。それが大豆を収穫する際にコンバインによってあちこちにバラまかれて増えている。激発した畑は収拾がつかなくなって5日前に潰したところだ。


このアサガオは手に負えない。大豆の除草と土寄せでそれなりに抑えたとしても、その後にまだ生えてくる。そして種を付け、コンバインで大豆と一緒に刈られ、そしてコンバインのお尻や所々にある網の部分から他の畑にバラまかれてしまう。だからとコンバインで刈るときに気付いて除去しようにも、その場で実が弾けて種をばらまく始末。だから種を付けていない今のうちに取っておかなければならないのだ。


こういうのを「水際対策」という。コロナでこの期に及んでやっている実質の鎖国(世界で3か国だけらしい)は水際対策でも何でもない。ただの支持率対策、年寄受け対策。ああ恥ずかしい・・。


話を戻して、その水際対策は今年がはじめてで、そして明らかに遅かった。本当は2年前くらいにはやっておかねばならなかった。それで今日、山藤君と女房と3人でみっちり4時間。1.3haの圃場を隅々まで歩いて取ったところ。でもツルが縦横無尽に張り巡っていて難しく、取り切れてない根があるはず。後日、多かったところだけはまた見回るつもり。



アサガオは、転作田であれば時々水田にすることで大問題にはならないはず。しかし今日取ったところは畑。撲滅するまで毎年取り続ける必要がある。特に潰した激発畑で気になるんだが、アサガオの種は何年土の中で生き続けるのだろうか。1年ってことはないだろうから、来年も大豆は無理っぽい。今のうちの経営では、大豆が無理ならその年は遊ばせるしかないからそこが憂鬱。


数年前に放っておくという油断がこの状況を招いた。まあ、今さら学んだということにして、これから数年落とし前を自分でつけていくしかない。


# by tanboya3 | 2022-08-26 18:09 | 作業・技術(大豆)
もう10年以上、自然栽培および自然栽培的な考え方の普及に関わってきて、なかなか越えられない壁が、「無農薬・無化学肥料」という表現との混同かなと思う。つまりは主流派の有機栽培との混同。「そうじゃないんだ、有機肥料すら使わないんだ」と説明すれば、その時にはその価値を理解し納得できても、しばらくするとその意義がわからなくなる、というより忘れてしまう。

それで私なりに徹底して伝えてきたことがあって、それは農薬が使われて育った野菜を食べることの問題点は、「その農薬が体に悪いというよりも、その農薬を使わなかったらきっとここに存在しなかったであろう生命力の弱いものを食べること」だと。人類の歴史で、決して生命力の弱いものが口に入ることはなかった。生命力の弱い野菜は畑で駆逐され、何とか収穫されても台所で腐り、天然菌のみでは味噌醤油などの発酵食品にもなり得なかった。それが現代では、畑では農薬や防虫ネットなど、収穫後は冷蔵庫、発酵食品は人工培養菌で無理やり発酵。人類の歴史と共に長くあった生命力のあるものしか口に入らないという「食のセーフティーネット」ともいえる仕組みが現代ではすっかり消滅してしまっているのだと。

へ~と感心される。いい話を聞いたと感謝される。しかし多くの人はしばらくすると元に戻る。また「無農薬・無化学肥料」だといって喜んでいる。それはやっぱり無農薬という行為の価値の理解が間違っているからだと思わざるを得ない。「農薬自体が問題なのではなく、生命力のなさが問題なのだ」ということを、もっともっと伝えるべきだろうと思う。

もちろん今言ったことは、(一般的に健康な大多数の)人間の健康という面に限ってのことで、過敏な人または環境について考えると農薬自体の危険性ということはある。それを知らずに主張しているわけではない。

そして普及のハードルのもう一つ大きなことは、これは当然のことなのだが自然栽培は大変だということである。ここは我々生産者がもっと研鑽する必要がある。収量は平均すると確実に減る、しかし長い目で見て経営状況や満足度がトータルで上がる、という取り組みを実践することが大事。これは実は家庭菜園なら容易だ。どころか家庭菜園なら収量アップも簡単でいいことづくめ、というのが内藤さんがやってくれている講座の最大の価値であり尊さである

ここ最近立て続くイベントを経過して改めて考えたことを書いてみた。ロマンチストはリアリストでなければならない。「非主流派」の立ち位置ながら堂々と、そして総論と各論で、ねちねちとやっていく。

# by tanboya3 | 2022-08-25 18:05 | 主張・提言・考え事

また告知を忘れていた。

明日は当地で「オーガニック映画祭」が開催される。私もちょっとだけ関係している。申し込みが必要なので、こちらから(→ )  ぜひご参加を。



小さい子供同伴、マスクしない、手の消毒しない、全部平気\(^o^)/ それじゃあ感染が怖いじゃん!って人は映画見たら怖くなくなる(たぶん)。ギャグのような今のご時世にちょうどいい。


でもね、そういう人って来ないのよな。


話は全然変わって、数日前に、大リーグの試合の満員の観客席で誰1人マスクをしていないのに、大谷の応援に訪れた栗山元監督ら日本人3人だけがマスクをしていた映像を見た。やらせか素かを通り越して、もうどこをどう絶望していいのかわからんよ。ただただ、悲しくなる。日本人は「クレイジーか?」と思われることが多いらしい。何でだろうね。


「常識」って大事だよ。ただし人間の常識は自然界の非常識。いきなり自然界に行かなくても、他の共同体の常識をちょっと覗いてみるだけでもいい。自分らの常識がどうなのか、考えるきっかけになるだろ。このたびの映画も、自分の常識を(変えなくてもいいから)見つめ直すきっかけにしてもらいたいと切に思う。


# by tanboya3 | 2022-08-19 18:02 | 主張・提言・考え事

およそ月1回更新。日々のブログは、http://handa-shizensaibai.com          


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