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洪水と共に歩む

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例えば、ある人が信念をもって細かいことやクドイことや苦労多きことをする。すると「何もそこまですることないのに」という批判を受けることがある。またある人が分かった上で一見無配慮のような行動をとる。すると「もっと考えてやらないと」という批判を受ける。この手の批判は上から目線でいい気になっているものだし、案外多数派になることが多いので、批判される方は結構くたびれるし孤独なものだ。

批判される方にとって厄介なのが、自分がとった行動のためにもたらされた結果と、自分がそうしなかった場合に成り下がったであろう結果との比較をしてはもらえないことだ。当たり前のことだが時間を遡って両方の場合を試すことなどできないからだ。さらに10回に1回とか100回に1回のリスクを避けるための行動のつもりなら尚更理解はされにくい。しかしこういう場合こそ肝心な行為だということが多いだろう。

だから批判する方は、「物事が上手く進んだり日々が平穏だったりするのは、この人のおかげなのかもしれない。」という視点を持つのがいいだろうし、批判されている方も確固たる信念を持ってやるべきだろう。

実は日々の生活の中では、このような場面にしょっちゅう遭遇しているはずだ。そのような視点で意識していないのでわからないだけで、意識していればウンザリするほどこんな場面に遭う。だからこのような理屈が分かる人は、そういう意味での批判をしないものだし、むやみにイラつくことなく、許すことを知っているように感じられる。

他人の行為をみて、まずは批判から入るのではなく学ぶことから始めたい。そのような視点でいれば案外と得られるものは多く、面白いものだ。批判をしたり腹を立てたりするのは、その後でも十分だろう。
by tanboya3 | 2009-12-30 16:32 | 生き方
農業機械は専門的なことをするものが多いので、少し条件が変わったりすると全く役に立たなくなるものだ。

例えば稲刈りをするコンバインという機械は、稲が乾いた状態で使うことが前提の構造なので、にわか雨で稲が濡れたりすると、もう収穫できなくなる。うちが使っている牛蒡の収穫機も、土が良くホグれる状態が前提のため、土が湿りすぎていたりすると当然ダメ。以前、雑草の根が網のように土に絡まっていたら全然使えなかった。全く想定していなかったので、このときはホトホト困り果てた。

つまり、作物の都合だけではなく、その後の機械が使えるような状態をねらって畑を管理する、ということが必要になってくるのだ。

だから初めて使う機械は厄介だ。想定外の事がポロポロ出てくる。先日来、根菜を掘る新しい機械を試運転してみるが、とても参っている。来年以降の改善点と思って状況を飲み込むしかないが、とりあえず「今」を何とかしなければならない。こういうときは決って人海戦術ということになるが、人を頼んで金をすり減らすか、私が後先を顧みず体をすり減らすか、のどちらかだ。で後者を取ることになっている。
by tanboya3 | 2009-12-29 16:31 | 作業・技術(その他)

まずは何とか凌いだ

昨日はかなり降った。今日も午後から下り坂の予報だったため、おそらく畑に入れまいと踏んでいたが、予報が良い方に変わった。「やれるかも知れない。」すぐさま牛蒡の収穫の段取りを始めた。

近所のおばさんたちに電話。急な申し出だったが午後からはOK。牛蒡を入れるコンテナを軽トラに山積みで取りに行き、畑に配る。が途中、むむむむ、畑の一部がまだ柔らかくて軽トラがハマりそうだ。困った。手で抱えて畑の外まで出さねばならない。しかしながら皆さんにお願いしてでもやるしかない。トラクターのエンジンをかけようとするが、バッテリーが上がっている。このバッテリーは大きいので軽トラを繋いだってダメだ。もう1台のトラクターを持ってきて、結線で繋いでエンジンをかけた。

トラクター(後に収穫機を付けている)を走らせて見たところ、タイヤがいくらかハマって流れるが、何とか収穫は出来る。後は午後一で皆さんが集まるのを待つのみだ。

おばさんたち以外に、女房と出荷担当のスタッフも動員した。途中から手の空いた親父も駆けつけて来た。久しぶりに総勢6名もの収穫作業。しかし人数が多ければ多いほど良いというものではない。年齢、性別、作業の慣れ、などを考えると、マルチで何でも出来るのは私だけだ。それぞれに出来ることを割り当て、1人1人の効率は決して良いとは言えないけれど、現状戦力での最大の仕事量を上げることが出来たように思う。

今日の成果で、しばし安心。しかし気になって、今天気予報を見たら、予報が悪い方に変わっている。まだまだ苦悩は続きそうだ。
by tanboya3 | 2009-12-22 16:28 | 作業・技術(ゴボウ)

冬の作業の工夫

朝から時雨れており、牛蒡の収穫作業は中止した。しかしその後、雨は上がり、降りそうで降らない。季節風は強く吹き付けるものの、降らない。こんなときは牛蒡の収穫をしたいところだが、自分1人では能率が上がらない。

トンネルの除草作業が順次適期を迎えている。少しタイミングを過ぎたところも出てきて、やっぱりそこからやらざるを得ないため、全体的に手遅れ気味になりそうな気配。1日に1棟をノルマにしていて、今日で4棟目が終わった。大体1棟で1時間半かかる。年内には1回目の除草作業を終わらせたいが、今年はあと14日間。残り15棟なので、年末を休むために、1日に1棟以上はやらねばならない。がこの作業は案外しんどい。トンネルの高さが1m20cmくらいなのでトンネル内で立って体を伸ばすことが出来ないのだ。他の作業もあるので、のんきに草取りばかりもやっていられない。

しかし今年は、効率の良い除草作業を今一度追及するために1回目の除草は全て私がやるつもりだ。実際に既に、やり方を少し変えたために、精度が良くなった上に1棟当たりの時間が短くなっている。今年は期待できるだろうか。更に検討の余地はあると考えている。

明日から牛蒡の収穫作業のやり方を変える予定だ。天気が悪くても収穫が出来るようにするのだ。少し能率は落ちるが仕方がない。そのための段取りを午後から進めたが終わらなかった。車を2台冬用タイヤに交換したり、寒さに晒された畑の機械を回送して引き上げたりしたせいもある。

いよいよ冬が来た。山陰の冬、憂鬱な冬。暗い冬。今日の風は強烈に冷たかったが、これからこんな日が多いのだろう。悩みや不安も多く抱えながら、ひたすら耐えて、あと3ヶ月もすれば春が来る。
by tanboya3 | 2009-12-17 16:27 | 経営(作型・作付け体系)
先週の土曜日は、広島県福山市へ、有名な「りんごのK氏」の講演に行って来た。K氏については、以前テレビで拝見していたし、著書を1冊読んでいたので、大方の事情は知っていた。今回は主に栽培技術的なことのヒントを求めて行ったものだ。隣町の知人からのお誘いだったのだが、ありがたいことだ。

期待していた、パワポを使った説明があった。やはり映像が有ると無いでは得られるものが違ってくる。今時は大抵これがあるのでありがたい。昨年から2度も隣町で講演をされた大分県のA氏の場合も、2度目は作業風景の映像が多くて面白かった。「面白い」というのも、こっちは真剣勝負だ。のんきに楽しんでいるわけではなくて、1の映像から10を盗む、それが面白いのだ。このたびも実に有意義なヒントをいただいたと思っている。

来年は、実に楽しみな取り組みになると期待している。今の農業を始めてもうすぐ6年目になろうとしており、それぞれの1年間毎に劇的な取り組みの意義があったのではあるが、7年目の来年は、「私の農業の第2の元年」、「人生の6度目の転機」とでも言うべきものになるかもしれない。それだけのことを言い切れる目標が目の前にあり、条件も充実している。苦しみも増えるかも知れないが、それは確実に未来のある苦しみ。おいおい紹介できるだろう。

ところで、今回のK氏の講演で配られた資料に「K氏の3つの提言」とある。

①すべては観察から始まる。ずっと見ていることが大事。
②非効率なものが、効率的なものになることがある。
③狂うほどバカになって取り組めば必ず答えは見つかる。

なるほど。
by tanboya3 | 2009-12-11 16:24 | その他
久しぶりのまとまった雨で、トンネルが少しマズイことになっている。

トンネルのビニールは毎年再利用しており、古いものは今年で4年目になるのだが、少しホコロビが目立つ。特に今年は、保管の間にどういう理由かビニールのあちこちが融けてくっ付いていてそれを剥がすと穴が開いてしまう。これまでにこんなことはなかったので、原因がどうも???なのである。

というわけでトンネルのあちこちに穴が開いている。人の頭がすっぽり入ってしまう大きなものもある。「雨が降るまでに直さんとな~」と思っていたが、ついそのままに。

穴から雨が吹き込んだところで別に問題はないのだが、ビニールを伝って流れ集まってくる水の量は意外と多い。しかもその穴から落ちた水は1点集中攻撃で地面をたたくため、そこだけ陥没したようになる。その結果恐いのが「落ち込み」現象。トレンチャーで深耕した部分が水でふやけて落ち込み、それは条を伝染していく。こうなると、売り物になる形状の牛蒡は育たない。

毎年、初めてのことに振り回される。保管中のビニールがなぜ融けたのか。まずはこの原因を突き止めること。ただしそれは来年の夏以降の話。そして、どうしても同じようなことが起きるのなら、敏速な補修の方法を考えておくこと。こんな心配は今年限りだ。

それにしても、天気を見る限り今日はどうにもなりそうにないね。明日朝から出張、帰るのは土曜の夜遅く。ということは日曜まではどうにもできんな。実に憂鬱やね。
by tanboya3 | 2009-12-03 16:22

はんだ牛蒡ブログアーカイブ。月1回更新。日々のブログは、http://handa-shizensaibai.jp/          


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