2019年 11月 14日
ゴボウの種とキュウリ
本線作業の合間に、自家採りゴボウ種の播種を。2010年から続けているゴボウの自家採種だが、昨年の災害で採種直前の1系統が全滅。そしてその災害に遭ったゴボウを植え替えたもう1系統のものは、選抜した10株のうち9株が枯れてしまった。1系統1系統って、ゴボウは2年がかりで種を結ぶから、要するに偶数年と奇数年の2系統があるってこと。
いつもならあらかじめ種をシーダーテープに加工してもらって、本線作業の中で蒔いてしまう。しかしこのたびは生き残った1株からわずかに400粒の種しか取れなかったため、今日トンネルの中に潜って1粒ずつ手で蒔いたというわけ。10年近く繋いできた種も、ついにこの400粒だけになってしまった。これらの生育如何では、もう一度購入種で一からやり直しということも覚悟している。
ゴボウの種は半日程度水に浸してから蒔く。今日もいつものようにそうやって蒔こうとしたら、種が濡れていて蒔きにくい。ザルに入れて振り振りしながら表面を乾かしている合間に、家庭菜園に寄ってみた。キュウリがまだ生っていた。これから太ろうとしているのもあれば、まだ花も咲いている。しかし明日の朝の最低気温予報は2度。きっとこれが採り納めだろう。
この時期の夏野菜の畑は、なんとも物悲しい。湿った種のおかげで、久しぶりにしばしぼんやりと風情などを愛でたことだ。

いつもならあらかじめ種をシーダーテープに加工してもらって、本線作業の中で蒔いてしまう。しかしこのたびは生き残った1株からわずかに400粒の種しか取れなかったため、今日トンネルの中に潜って1粒ずつ手で蒔いたというわけ。10年近く繋いできた種も、ついにこの400粒だけになってしまった。これらの生育如何では、もう一度購入種で一からやり直しということも覚悟している。
ゴボウの種は半日程度水に浸してから蒔く。今日もいつものようにそうやって蒔こうとしたら、種が濡れていて蒔きにくい。ザルに入れて振り振りしながら表面を乾かしている合間に、家庭菜園に寄ってみた。キュウリがまだ生っていた。これから太ろうとしているのもあれば、まだ花も咲いている。しかし明日の朝の最低気温予報は2度。きっとこれが採り納めだろう。
この時期の夏野菜の畑は、なんとも物悲しい。湿った種のおかげで、久しぶりにしばしぼんやりと風情などを愛でたことだ。

by tanboya3
| 2019-11-14 14:13
| 作業・技術(ゴボウ)