2018年 11月 25日
トンネル内播種の有効性
参考になる人もいるだろうと思って書いておきたい。
一昨日、トンネルの中で播種機を押して懲りたことを書いた。実はトンネル内での播種は、トンネルが故に厄介な雑草対策に極めて有効な手段になり得るのである。
以下は10年くらい前だっただろうか、岡山の研修先の社長が自ら考えだした方法である。
畑の土がある程度湿っているときに、種を蒔かずに先にトンネルを建ててしまう。そしてトンネル内に透明ビニールを敷く。つまり太陽熱マルチ処理だ。秋は露地だと温度が上がらないから、トンネル内なら効果があるだろうという発想。そして然るべき時にビニールを剥いで種を蒔く。つまりトンネル内での播種作業だ。
ここで社長は考えた。ただ播種機を押すのでは辛いから、播種機を電動アシストにすればどうだろうかと。そして試行の結果それは十分現実的で、ついに春ニンジンの冬季のトンネル内の除草作業が大幅に省力化したのだ。
by tanboya3
| 2018-11-25 21:53
| 作業・技術(ゴボウ)