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洪水と共に歩む

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葬儀に出ない後ろめたさ

私の住む集落でまた不幸。立て続けに3件目だ。お袋が亡くなって以来、実家の集落でも先日3件目の不幸があったばかり。感覚としては不幸だらけである。

通夜と葬儀には、できるだけ参列するようにはしている。しかしこの「できるだけ」というのが難しい。私は自営業というか自由業なので、何をさておいて参列することは可能である。ただそのせいで、苗を焼いたとか、取引先に納品できなかったというのでは私らの生活が成り立たない、という極端な理由の場合は自分にとっても他人にとっても分かりやすいが、その中間くらいの理由のときが悩ましい。

例えば、「明日からの雨を控えて今日耕うんしておかなければ、緑肥の種まきのタイミングが大幅に遅れてしまう」とか。緑肥の種まきが少々遅れたところで、目に見える経営のダメージはない。また、「1にも2にも急いでいる草取りマラソンを止めるわけにはいかない」とか。この日に1~2時間の草取りをやらなかったところで、半月先に2~3時間の余分な労働とさらにゴボウの生育の若干のロスを飲み込みさえすれば済むことではある。

これらの場合、前者では、目に見えない経営のダメージを考えることになるし、後者の場合、余計な労働と若干のロスをどう考えるかということになる。

お袋の葬儀のときに身を持って知ったことだが、参列してもらえると嬉しいものだ。だから故人だけでなく、遺族の気持ちにもなってできるだけ参列したい。しかし冒頭で触れた苗の温度管理や出荷以外にも、大豆の除草やトンネル設置など、つまりその時々の作業のタイミングがシビアで、状況によっては肉親の葬儀にだって参列できない可能性だってある、生き物相手のそんな人生だ。だから頑張って割り切って、自分の気持ちや他人の目に対して臨むことにしている。

by tanboya3 | 2018-03-12 05:52 | 生き方

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