2018年 02月 27日
スタブルカルチ悲話
乾田だけでなく、湿田も乾いた。まだ2月というのに、何という奇跡だ!というわけで田んぼの管理を慌てて開始。今年の秘密兵器はこれ。スタブルカルチ。
以前から欲しい欲しいと思っていた作業機で、本当は来年の秋に買う予定だった。今年もう一度不陸直しをやってから、使おうと。それが、その意向を農機屋さんに言ったところ、支払いは来年でいいから今年から使えば、とのこと。マジで~、とすでに大豆後や乾田でしこたま使っている。
使ってみて、やはりいい。下層のグライ層をバンバン上げてくれる。まずはこのグライ化した土を何とかしない限り、私が目指す稲作はあり得ない。でもまだ、あまり深くは爪が入れられない。田面の低いところはまだ柔く、負荷がかかってあまり深くできないのだ。やっぱり今年もう一年徹底的に不陸直しをしたいところ。そして改めてもう少し深く爪を入れてみたい。このたびはむしろ稲わら処理の気持ちで。
と気に入った作業機ではあるが、私はこれを見ると少し辛くなる。昨秋、このスタブルカルチを始めて使ったのが11月13日。母の命日だ。これを使うべく、トラックで回送して遅くまで作業をした。トラックでは実家に近寄りがたく、乗り換えも面倒で、その日ちょっとした車の事故で落ち込んでいた母の様子うかがいに、つい行かなかった。この作業さえしていなければ、トラックには乗っておらず、おそらく実家で母と会い、風呂で溺れるのを防げたのではないか。きっとそんな気がする。この作業をするたびに、そのことを思って苦しい。
by tanboya3
| 2018-02-27 05:47
| 作業・技術(水稲)


