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子供とどう接するか

運よく天気が間に合って、1日遅れの小学校の運動会が無事に校庭で行われた。仕事や集落自治会の用事をこなしながら出入りしつつも、80m競争、綱引き、リレーは見届けることができたし、PTA種目と親子競技にも参加できた。こんな年は珍しい。晴れているんだけど、めちゃくちゃ作業が押しているんだけど、田んぼも畑も軟んでいて入れないという奇跡的な条件のおかげである。
 
息子がいつの間にか走るのが早くなっているというのもそうだが、最後のリレーで上級生が真剣さの中でスタート地点をそれぞれ工夫しているのを見て、涙ぐんでしまった(笑)。そして自分の子供との距離について少し思いを巡らせたことだ。
 
子供のため、という態度をあまり前に出したくない。子供は大人の背中を見て育つのが本筋であって、まずは自分がしっかりすることが第一。しかし子供をすっかり無視してしまって大人の都合ばかり、というのではいけないのではないか。だからその塩梅があるのだろう、と日頃から考えているが、これがなかなか難しい。きっと悩んでいるうちに子供らはみんな大きくなってしまうのだろうと思われる。
 
しかし今日一つ分かったというか、分った気になったことが、今の我々の生き方や仕事で常に高みを目指すということは、自分たちのためであるということに加えて次世代のためでもある、ということ。自然の奥深さに感服している今の私としては、「世の中に訴えたいことがある」などと偉そうなことを普段から言っているが、全力でやるだけやったところで、どうせ訴えたいことの全ぼうも見えなければ、見えた範囲を広く伝え訴えることもロクにできないに違いない。ではそれを次世代に・・・息子が後をやらねば他人でよい・・・引き継いでもらおうというときに、それなりの魅力あるレベルにまで少しでも引き上げておく必要がありはしないか。問題が解明しつくされてしまって、すっかり課題がなくなってしまった住みよい世の中なんか、何の楽しみもやりがいもないということを信じて疑わず、現代の進歩に一時期不満たらたらだった私だが、いくら我々が頑張ったところで課題のない社会なんて絶対にできっこないと、今では自信を持って断言できる。それだけ自然は奥が深く、緻密で、保守的である。
 
30年、50年先に私が耕作する圃場がなおもって耕作し続けられているという前提がああるからこそ今目の前の圃場の管理方針が立つ、のだということをずっと言い続けているが、圃場に対して抱く思いに付け加えて、将来そこを管理する人にも思いを巡らせるのが良いと、今日はそんなことを思いながら子供たちを見ていた。
 
同時に死ぬときは堂々と死のう、死は怖くない、とも。親父のおかげだ、反田のおかげだと、子らが思い、1人でも2人でも思ってくれたら、それで良くて、そんな人生を送りたいとも。たかが運動会でこんな気づきに出会える今の人生が何ともありがたくて仕方がない。

by tanboya3 | 2017-09-18 12:03 | 生き方

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