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はんだ牛蒡ブログアーカイブ

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ごぼうの連作は隔年で

畑の同じ場所で、続けて同じものを栽培することを「連作」という。ゴボウは近代農学においてはこの連作を嫌う代表的な野菜とされていて、本を開くと3年空けろとか5年空けろとか勝手なことが書いてあって、しかしそれは肥料を与えることに代表されるような「不自然な行為」によるもので、自然な栽培をすれば連作はできるんだよ、というのが自然栽培の大きな言い分の1つである。
多くの野菜について連作は、もはや全国で数多く実践されていて、このことは疑いようのない事実なのだが、ゴボウについては生産地が限られているためまだ事例が少ないらしい。「それなら私がやってやろうじゃないか」という気持ちでやっているわけだ。
 
そして今、近い畑では「隔年」でゴボウ栽培をやっている。つまり1年おきの栽培だ。それで若干細くなりつつあるが、それはこれまでが太かったということであって、今のところ経営ベースには乗る太さではある。これを「連作」、つまり毎年続けて栽培することを目標にしていた。しかし先日ふと思った。ゴボウの連作とは、「隔年」でいいんじゃないかと。だって隔年で実を結ぶじゃないか。
 
ゴボウを放っておいて観察すると、秋にこぼれた種がすぐに発芽し、翌々年の夏に結実、2年後の秋に再び芽を出す。ゴボウの連作がしにくいのはゴボウ自体が毒素を出すためだと、木嶋利男氏の本に書いてあったのがずっと気になっていたが、なんのために毒素を出すのか、こうなるとこの謎も解けたように思える。
 
種採りのために2年越しでゴボウを育てた場合、1年目で周囲に振り撒いた毒素は、2年目の過程できっと無害化されていることだろう。我々は経営のためにゴボウを1年目で撤去(収穫)してしまうのだから、翌年は土の中に残された毒素を取り除く管理を、もっとも時間とともに勝手に消えてくれるものであればそれでいいのだが、意識すればいいということにならないだろうか。
 
となると、間の年の管理がとても大切になる。もっともそういう気持ちでこれまでやってきたわけだが、さらに確信が強まったことだ。

by tanboya3 | 2017-03-16 02:28 | 作業・技術(ゴボウ)

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