2016年 11月 15日
トレンチャーの耕深を深くしてみた
悪天でトンネルが立てれないし、急ぎ残りの16棟分のトレンチャーがけを。この圃場は砂気が多いので、これまでのとは正反対で雨上がりの時が適期でもある。午前中で11棟分が終了。
最大の目的は、自然栽培に移行して以来発生している「抜けないゴボウ問題」対策。トレンチャーの耕深を深くすることは解決策としてありだと思っていが、ただでさえ長いゴボウが掘り上がってコンテナに入れるのに難儀をしているのに、さらに長くなっては厄介だと躊躇していたのだが、今年の最大のヒット買い物、ゴボウの形状選別機は同時に長さ調節もしてくれる(もちろん切り落とされた尻尾も売るよ)。さらに長いのが掘り上がってもいいかなって(もっとも上限があるが・・)。また地味な撤去作業が実を結び、土中の障害物は近年ほとんどなくなったし。
さあ、来夏、この10センチの差でゴボウの抜けやすさは変わるのかどうか。
すっかり慣れた作業だが、ここに来て一工夫を。トレンチャーの耕深を深くすることにしたのだ。初期の頃は目いっぱいの110センチでやっていたが、開墾の副産物である障害物(大石や木の根、一般ゴミ)が大量にあって負荷が大きく作業がはかどらなかったためずっと100センチにしていたのだ。それを満を持して再び110センチにと各箇所をあれこれと調整。
最大の目的は、自然栽培に移行して以来発生している「抜けないゴボウ問題」対策。トレンチャーの耕深を深くすることは解決策としてありだと思っていが、ただでさえ長いゴボウが掘り上がってコンテナに入れるのに難儀をしているのに、さらに長くなっては厄介だと躊躇していたのだが、今年の最大のヒット買い物、ゴボウの形状選別機は同時に長さ調節もしてくれる(もちろん切り落とされた尻尾も売るよ)。さらに長いのが掘り上がってもいいかなって(もっとも上限があるが・・)。また地味な撤去作業が実を結び、土中の障害物は近年ほとんどなくなったし。
さあ、来夏、この10センチの差でゴボウの抜けやすさは変わるのかどうか。
もう一つ、初期の頃に入れていた鶏糞を初めとする有機肥料が、100~110センチ部分に溜まっているだろうことも気になっていた。今後はそれを耳かきで掻き出す気持ちで。
という良いこと尽くめの一方でもちろんデメリットも。トラクターへの負荷が大きくなり、時間が12%増し、消費燃料が25%増しに。もともと消費燃料の多い作業だが、トンネル1棟分で2.5リットルの軽油を使うわけ。何だかね。ゴボウなんてみんなが家庭菜園で作るのが一番だよ。
まあ今回は古いトラクターを使ってるので、最近感激しっぱなしの新しいトラクターでやれば状況はかなり良くなるだろうと思われる。来期からはそうするつもりだ。
by tanboya3
| 2016-11-15 04:54
| 作業・技術(ゴボウ)