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マクーラで稲刈りが時短

稲刈り後の掃除を少しずつ進めている。調整ラインはほぼ終わり、あとはコンバイン。こちらは乾燥していてネズミがいない場所に置いてあるので、掃除は冬でもいい。
 
今年の稲刈りについて少し。今年は何といっても「マクーラ」のおかげで楽に、短時間ですんだ。マクーラは籾摺り機から出る籾殻を処理する機械だ。こんな感じ。
マクーラで稲刈りが時短_b0274329_11343444.jpg
籾殻を排出した端から野積みしておくというのなら必要ないものだが、後からの籾殻の処理が大変だし、台風でも来れば籾殻の山があちこちに飛散して極めて面倒なことになるから、やっぱり籾殻は同時に処理(廃棄)をしていきたい。
 
そういうわけで昨年までは堆肥散布機(マニアススプレッダ)に直接受ける工夫をして、溜まるたびにトラックに載せて捨てに行っていたが、いかんせん容量が少ないし、細かい気遣いが必要で回送と散布に意外と時間がかかる。始めの頃はそれでも画期的だったが、不満が出てきていた。こんな感じだった。
マクーラで稲刈りが時短_b0274329_11334517.jpg
もっとも、稲刈りについては何といっても根本的な課題、乾燥調整場所の移転ということがある。つまり出荷場へ引越しするということ。田んぼに近くトラックの往復が楽になるし、雨の日だろうが何だろうが籾摺りができて、お米の運搬の必要がない。どんな効率化に知恵を絞ろうが、これに勝るものはない。もちろんマクーラも無駄にはならない。
 
どうせやるなら早いほうがいい、ということの典型だが、いろいろ考えがまとまらずにいる。まず出荷場の壁をぶち抜くのが簡単ではない。そして粉塵対策への投資。昨日気が付いたのは、調整ラインの掃除の時に舞う粉塵の扱い。
 
稲刈りで走らせねばならない車の距離は、昨年までが600km(名古屋の先まで)、今年がマクーラのおかげで500km弱(名古屋の手前)。こんなに走ってるのか!と驚くばかりである。なんとも石油と時間の無駄。引越しをすれば、これが一気に70kmに縮む!ことになる。魅力的。何とかしたいものだ。


by tanboya3 | 2016-10-02 06:00 | 作業・技術(水稲)

およそ月1回更新。日々のブログは、http://handa-shizensaibai.com          


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