2016年 07月 19日
ゴボウの収穫を飛ばしている
畑がいい具合に乾いてきて、ゴボウ収穫がはかどっている。今年は森君の加入でペースがいい。2時間、5人でおよそ800キロが掘りあがる。昨年までなら4人で500~600キロだったので、この差は大きい。
森君には悪いが、彼が特別スキルがあるとかそういうことではない。この時期の収穫は、元気で常識的な男手が1人いれば格段と助かることになる。2009年に最後に元気な若いスタッフがいたときがこうだった。恒常的にこういう体制を再構築しようとあれやこれやとやってきたわけだが、数年がかりでようやくクリアというところか。
進捗率は今日で半分越え。洪水のリスクを意識して、1日でも早く堀り上げろ!と皆がノリノリのときではあるが、明日は収穫作業をやめることにした。収穫をやると私が半日は拘束されて他の作業がすすまないからだ。今は大豆も急いでいるため仕方なく。
ちなみに数字で表すと、1回の収穫分で40万円弱ほどのものを掘り上げる。例えば3日で100万だから、これを停滞させてもし洪水に遭ったとしたら、半分が売り物にならなくなったとして50万円の損害。まあ簡単に言うとそういうこと。あんたにとって50万は小さい額かもしれないが、うちにとっては大きいのよ。
梅雨の気圧配置は崩れて、洪水リスクは大幅に下がった。これについては本当にホッとしている。しかし2014年は8月6日によもやの上流域での大雨(当地は晴れ)でゴボウ畑が浸かり、多くのゴボウを腐らせた。また2013年は8月24日と9月4日の2回に分けて、うちの全農地が冠水する洪水。まだまだ安心はできない。よくもまあ、こんなところで農業をやっている。
by tanboya3
| 2016-07-19 05:00
| 作業・技術(ゴボウ)