2016年 06月 30日
有機JASがくだらないといういつもの愚痴
昨日の午後から、毎年恒例の有機JASの書類作りを始めた。以前に比べると書式がずいぶん簡略化されたし、こちらも慣れてきているので、かつてのようにノイローゼになりながらということはないけれど、やっぱり忙しい折には痺れる。
有機JAS取得にかかる経費は年間でおよそ20万円。こんなもの取らなくていいなら取りたかないけど、販売の都合で仕方がないわけ。
今さらだけど、有機JASって何なのか?
「化学物質こそが悪、という視点を無駄に細かく担保したもの。」と今日はこんな表現で。ほんと無駄な視点が多いんだよ。誰のために、何のためにってのが。それが行き過ぎて理不尽を被る人も少なくないし、全体もおかしな方向へ向いている。現に食や環境はほとんど良くならないし。
「ほとんど」は言い過ぎだろうと思う人もいるかもしれない。思考停止させずに、よくよく考えてみて。頭の先で理屈だけで考えるんじゃないよ。我々のような実践者の事情から考えるんだよ。面倒だから説明しないけど。
ちなみに反田が変わっているからこんなことを言っているんじゃなくて、世の中の先進農家の多くが同じようなことを言っている。(まあ趣旨はちょっと違うかもしれないが。)有機やオーガニックという言葉のムードだけで正義感っぽく語っても見透かされて相手にされないだけ。今の政治家と同じだな。与党も野党もだよ。
by tanboya3
| 2016-06-30 04:26
| 有機JAS