久しぶりのいい雨の後の今日、いい天気だね~。朝から事務所にいるのがもったいないよ。畑が火の車というのにね。
ちょっと時間調整中なので息抜きを兼ねて田んぼネタの続きを。
昨冬、自然栽培田の一部に「客土」をした。圃場整備工事がお粗末さから作土層が薄すぎるところがあったので、耕盤を削り、よそから土を運んできて入れてもらったのだ。入れる土は昨夏の集中豪雨で集落に部分的に堆積した山の土。のはずだったが、この写真。
客土した箇所の4分の1くらいの部分の稲が真っ黒になっている。明らかに肥料が効いている。どこぞの畑の土が混じっているものと思われる。
さすがにこれを収穫して混ぜる気にならない。ということで、こんな処置を。
まずはこの部分を残して稲刈りを終わらせ、
次にこの部分を、稲わらを長いまま刈り取り、刈り取った籾はそのまま畑の隅に廃棄(もったいないけど)、
稲わらも後日集めて廃棄した。
少しでも土に含まれる肥料分を抜き去ろうという行為。来年どこまで色が薄くなるか。1年では抜けんだろうね。まあ結構面倒なんだが、これを繰り返すしかない。
果たしてここまでやる甲斐があるのか、ということはこの世の中に多いけれど、考えられることを地味にやるしかないだろうよ。