田植えは明日からに延期。代掻きが失敗したのだ。昨日の夕方判明。今日から植えれば、田植え日としては就農初年度の2004年に並ぶ早さだったんだけどね(あの時は化成入り培土。みのる純正。やっぱ化成は凄いねえ。)
10年目、未だに代掻きの仕方がマスターできず。それについては、もうこれでもか、というくらいに書いてきた。今年はまた田んぼの様子が異なる。冬季湛水や春季乾田化などの管理を毎年変えているから無理もないが、その都度代掻きを失敗しているわけにはいくまい。
うちのハローは、除草剤と化学肥料を使うことを前提とした栽培向けなのだろうと思う。もちろんメーカーはそこまでも考えていないだろうが、とにかくハローの折り目部分の鋤き残りの扱い、これに悩み続けて精根が尽き果てそうである。今朝は夢に出てきてうなされた。
一時期定番化した、直前代掻き落水埋め込み方式は、できればやりたくない。そういわずに天気を見計らって組み合わせてやれば、という声もどこからともなく聞こえてくるのだが、さてどうするか。
またもっと代掻きに時間をかけさえすれば何ということなく解決するので、それもありやなしや。
と頭がよじきれるくらいに考え抜いて出る結論は今回も、「もう少し粘ってみよう」というもの。気づいちまえば簡単なことだと、あんなことで長く苦しんだなあなどと、遠くを見ながらいつかほざいてみたい。