洪水と共に歩む

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表土は必ず守る

朝から雨。葉っぱについた泥が流される恵みの雨。

朝から缶詰めになって、洪水時に表土が流されないための今後の計画を考えている。質的にはいろんな案があるが、量的(現実的)なことを考えなければならない。それには手間を増やさずにやることを考える必要がある。

そのためには、必然として作付けを行う中で結果的に表土を守る、ということを考える以外にない。つまり土づくりの視点から行っている輪作体系に、表土を守るという機能の視点を加えるのだ。

と改まったように言うが、これまでにも洪水が来るのは7月という前提で、そういう管理をしてきた。それを「前線による大雨」の可能性がある9月上旬にまで適応しようということである。

表土が流されるのは、ダムからの放流量が毎秒3500トン前後を超えたときである。それ以下であれば、地形の構造上、表土は守られる。地元の人に聞き取りをした中で、一人の人が、「それ以下の洪水はいつでも来ているが、それ以上の洪水は前線を伴ったときでないと来ていない。」と言われた。絶妙なことを言われるその人を信じてみたい。

しかし言うは易し。7月の前提を9月上旬まで伸ばすというだけで迷宮に迷い込む。8月に入ってからの雑草は執念で種をつけるため利用しにくい。では緑肥ということになるが私が考える限りでは品種の工夫だけでは無理がある。では圃場ごとに防御帯を設けるなどという小手先の工夫も、多くの作業に追われている中で可能なものでなければならない。

そして、表土を守るだけでなく、流された圃場の回復をどう考えるのか。単に生長量の大きい緑肥を作付する、それはマメ科が有効、というようなことでいいのだろうか。落ち葉を大量に入れるということも、マシな管理としてありだろうか。そのあたりが良くわからない。

しかしながら、ピンチをチャンスに変える。こういう時にこそだ。苦しまぎれに作付を変更したら、結果的に前よりいい方向へ向かったということを目指してみたい。

今日一日のやっつけ案では、まだまだ課題が多い。どうせこれから変更だらけだろうし。日々の管理の中で、現実的な方向を模索していこう。

苦戦は覚悟。100の観察から10の思案があり、1のアイデアが浮かぶ。きっとそんなところ。しかし今後は未来永劫にわたって表土を流させない、1度たりとも流させない、命に代えても流させない、そういう決意で臨む。
by tanboya3 | 2013-09-07 14:30 | 洪水

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