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洪水と共に歩む

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今年の田んぼ

今年はいつの間にか田植えが始まり、終わった。面積を1割あまり減らしたこともあるが、田んぼの枚数自体が4枚減った。これが大きい。そして苗がまずまずの出来だったことがある。苗運びの要領を大きく工夫したこともあり、どんどん運べばよかった。それと今年から有機栽培に熱心な仲間ができたが、全体の半分の面積で彼が苗運びを要領よく手伝ってくれたことが非常に助かった。

苗がまずまずだったと言ったが、やはりこれは重要なことだ。不満は田植え時の苗丈が低かったこと。理由として播種時期の遅れと今年の寒さのことを真っ先に思いつくが、実はそれ以外の原因が大きかったと考えている。

それは苗箱と地面の密着の程度。このことはテキメンに相関が出た。今年は始めての地区で苗立てをしたが、用水の事情が例年と違って、夜間に止まってしまった。これは想定外だった。そのため代かきをしなかった苗代では、朝にはすっかり水が沁み込んで畑のようになってしまう。早朝からどばっと入水すればまだマシだったろうが、何度も田んぼへ来ているわけにも行かないので、夕方に適正水位より若干深い程度になることを想定た量でチョロチョロと水を入れ始める。結果、苗箱が密着していない部分の苗の根が地面に届かない時間が長くなる。まるで畑の育苗で失敗したときのような感じでいじけている苗がかなりあった。

「良い苗」についてはいろいろな説があるが、私の経験では小さな分けつを出し始めているような苗がもっとも本田での生育が良い。コナギが少々あっても育ってくれる。そのような苗は当然苗丈が高いから水管理も楽である。広い田んぼでは高低差がつきものだが、気にせず高いところを基準に水深の管理ができる。水深が少々深くなってもむしろよく成長するようである。うちのようにコシヒカリを6月に入って田植えする場合、このことはとても大きい問題だろう。

良い苗を植えたか、いまいちの苗を植えたかは田んぼごとでかなり差がある。混ぜれば良さそうなものではあるが、このほうがあとの管理がしやすいのでいつもそうなってしまう。

そして雑草はというと、抑草に失敗したと断定した田んぼが多かった。この原因も良く分かっているつもりで、全ては以前に書いたサブソイラが元凶だ。このため舞い上げる代かきが上手くいかず、田植え同時の米ぬかペレットも撒けなかった。ついでに言うと田植えにとても難儀をした。後輪が土を舞い上げて田植え機の走行に時間がかかった。ペレットを撒く分の手間がなくなって極端に気にはならなかったが、ひっくり返りそうになったことが1度あったこともあり別の部分でくたびれた。

しかし今回、いつもの代かきが満足にできなかったことと、ペレットが撒けなかったこと、圃場整備直後の最大高低差が15cmある58aの田んぼで無肥料の栽培に挑戦していることで、大きなヒントを得る事ができた。それについては次回以降に。
by tanboya3 | 2010-06-28 17:37 | 作業・技術(水稲)

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