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はんだ牛蒡ブログアーカイブ

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長雨の後の恐怖

それにしてもよく降る。今日で5日連続だ。当初は今日から回復すると予報では言っていたがズレ込んだらしい。

昨日は霧雨のちょっと強いやつがずーっと降り続いていた。おかげで段取りがまた狂った。遅れている機械のメンテや細工を進められて問題はないのだが。

女房は昨日、保育園の行事でチビ丸と広島の動物園に行っていた。「こんな天気でも今日はちょっとした冬型の気圧配置。広島は降ってないだろうから楽しめているだろうな。」帰ってきた女房に聞いてみると、ずっと曇りだったらしい。いつものことだが中国山地をちょっと越えるだけでこんなにも違う。

こんな天気のときは田畑の巡回が欠かせないが、被害はまったく出ていない。長くてもやわらかい雨なので、畑の表面にも強い流れはできないし水溜りもできない。この点は安心だが気分は焦るばかりである。草の成長が凄まじい。牛蒡畑の雑草対策は初期の「機械がけ」が全てで、このたびの長雨が始まる2日前に段取りを思いっきりひっくり返して急きょそれをやっておいたことは大正解だったが、それでも次の機械がけにとっては手遅れ気味になりつつある。

機械がけは今年から本格的に取り入れた方法で、初期に2~3回クマデで地面を割る。もう3年近く前に新聞でも取り上げてもらった大麦若葉の雑草対策で超劇的な効果をもたらした機械だが、イネ科作物を想定した単純なつくりで、牛蒡にはこれまで不向きであった。しかし畝立て~種蒔きの段取りの方を改良して今年から導入してみたところ、適期に使えば効果はかなり出ている。

もう少し役に立ちそうな機械をメーカーが宣伝しているが、数十万もするし、どこまで効果があるかどうかの疑問があってとりあえず腰が重い。誤解が多いのでこれまでいろんな人に説明してきたことだが、本来「草をとる」機械などない。ちょっと土を引っかくだけ、ちょっと土を混ぜるだけ、というようなカラクリを組み合わせて、畑であればそこに太陽や風の力を借りて、「結果として草がない状態・草が枯れた状態を作り出す」ということ。だから機械の操作自体よりも、草の具合、土の具合、天気の具合などの判断の上手い下手の方が重要で、同じ作業をやっても下手くそがやったのでは一向に草がなくならないということになる。機械でなくて人間が道具を使ってやる時も同じこと。ただし大きくなった草は引っかいたりしたくらいでは抜けないし枯れない。だから人間が手で抜いてやるという最悪の能率の悪さの方法で対処することになる。

今回の雨がやみ次第、1時間でも2時間でも早く機械がけに入ったほうが良い。しかし明日から晴れる予報ではあるが、陽射しの強さや土の乾き具合などを考えると、きっと明日はまだ入らないほうが良くて、明後日が勝負、と今のところは考えている。しかしもちろん明日の観察次第である。まず早朝の天気予報を見て、土の湿り気を確認しに畑へ行き、大体何時ごろ始めるか見当を付ける。それまでは他の作業をしておいてその頃にまた畑に赴き土の乾き具合を見る。まだということならその流れを繰り返すのみ。

時間帯も考えなければならない。できれば夕方は避けたい。夜露で土が濡れる、草が死なない。それでも翌日にカンカンに晴れ上がるというのなら効果はある。しかし効果が減るだろうと分かっていて無理やりやる場合もある。面積が広いので最高の条件下ばかりを狙っていては全部をやりきれないということになるからだ。他の作業も溢れるほどあるので機械がけばかりをやっているわけにもいかない。答えはない、そこは判断ということになる。

この雨が上がれば果たしてどんな日々が待ち構えているか。相手は生き物、わずか数年の経験では微妙に確信が持てない。この時期特有の不安。昨年の痛烈な失敗もある。

しかし今一番私の頭を占拠している不安は雑草対策のことなどではなくて、新規に工作するⅠ地区のこと。圃場整備直後の田んぼである程度は仕方のないことだが、ジュルい。ジュルすぎる。得意のサブソイラがけをしていてもこうだ。大豆は蒔けるのか。人参の畝は立てれるのか。新規の地区で失敗は許されない。過剰な対策をすれば何とかなるだろうが、忙しさのあまりその気が起きない。ここもまた判断ということになるが、あまりにも見当がつかない。
by tanboya3 | 2010-05-27 17:24 | 経営(全般)

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