代かき前の作業の失敗
今年は秋のうちにサブソイラでネリネリ層を破壊しておいた圃場が3枚ある。やり方を大いに失敗。サブソイラを短時間でやるには、圃場の長辺方向に入れるのが旋回の回数が最少になるが、管理機などが割れ目にはまってはいけないので少し斜めの方向に入れることになる。
ずっとこれまで畑ではそれで何の問題もなかったが、水稲前のサブソイラ作業は初めてで同じように入れたら、このたびは代かきで参った。トラクターが左右に揺れる揺れる。水平機能や耕深一定機能モードをONにしていても、揺れに追随するのが間に合わない。代のかき床がきっと凸凹になってしまっただろうし、雑草の種子が上手く表面に揃っていないだろうし、土を上手く練れていないので減水深が大きくなってジキに干上がってしまうだろう。田植え機の直進性も安定性も悪くなり田植えの精度も落ちるに違いない。
今後サブソイラを水稲前に入れるなら直角(短辺)方向に入れるべきだ。
それにしても折りたたみのハローは使えないね。折りたたみの継ぎ目と中ほどにあるチェーンケースの部分に爪がないので代が掻き残ってしまう。これらをきちんとダブらせるのはだだっ広い田んぼでは極めて困難。それに結局4mの半分の2m幅しかかけない理屈になる。こんなことなら折りたたみ式でない3m幅のハローの方がよっぽどいい。
もっともこれは私が代かきの仕方で雑草を押さえようとしているため。田植え後に機械で除草したり除草剤を使う方法なら関係ない。
さて、暗くなる前にトラクターをE地区に回送しておこう。