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はんだ牛蒡ブログアーカイブ

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質と量のこと

先日、稲わらを堆肥にする段取りをすると書いた。が、まだやっていない。そのせいで稲わらの山が毎日少しずつイノシシにやられている。

段取りをやめたのは、ふと閃きがあったため。ちょっと上手い言い方が思い浮かばないが、「質」のことは考えていたが「量」のことを考えていなかった。つまり想定していた方法はわずかな量の堆肥を作るためのもので、うちの経営規模から考えられる使用量を作るにはいい方法ではないと思ったのだ。

何でも試しの行為というものは少量しかやらない。そこで上手くいっても規模が大きくなると全く現実的でないということはあり得る。だから試すときは、常に「量」のことを考えておかなければならない。私が千葉での自己研修時代に様々な栽培法を試していた時からこのことは常に頭にあって、わずか1a(100㎡)の田んぼであっても除草はしない。ちょっと草取りをすれば済む程度の面積で心情的には取りたくなるのだが、それをやって「上手くいった」などと満足していても意味がない。10haでも有効な技術、ということが頭にあった。

この「質」と「量」の問題。あらゆる場面で直面する。あまりに直面するので、普段からあまり意識しなくなる。だからいろんな人から技術的なアドバイスを受けても、自分の規模に合わないと「直感的に」感じれば、聞いたふりはしているが反対の耳から抜けてしまう。しかし本当はこれではいけない。直感的でなく、せめて数値化して検討する必要はある。直感でダメだと思い込んでいたことも、数値化すればそうでもなかった、ということはこれまでに非常に多い。

と、私がここまで書くからには、このたびの稲わらの堆肥化計画は我ながらとても杜撰だったと言わざるを得ない。数値化などする以前の問題。明らかに現実的でない。直前までそのことに気がつかない。ああ俺の脳みその退化の程度もひどいもんだ。

この判断をする上で、数値化できることとできないことがある。採算的なこと当然数値化として、労力的なこと、気分的なこと、信条的なことなどは、そうもいかない。続きを明日以降。
by tanboya3 | 2010-03-29 17:05 | 作業・農法・技術(その他)

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