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はんだ牛蒡ブログアーカイブ

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体に良いものは何もない

掛け値なしの​日本晴れの空の下、小学5年生の体験畑の大豆収穫を終えた。刈って、学校に持ち帰って、干すところまで。子供に限らずやっぱり人間って収穫が楽しいんだな、とつくづく。

話変わって、これ。



実際に娘の名前あてで来ると少しドキドキする。何のために打たなければならないのかって、誰かまじめに説明できるは人いるのだろうか。商売医療にどっぷり漬かっている医者は都合のいい適当なことばかり言っているし。だいたい重症化を防ぐってなんだよ。そもそも子供は重症化しないじゃん(笑)。


本当のことが知りたいと思うママさんたちメインに、情報共有のグループを半年前くらいに有志で作った。こばやん講演会企画はこれが主体。「言われるままに何も考えずに今まで打ってきた」というママさんもいる。統一教会に洗脳されることと「お上」に洗脳されることは同じことではないのかの気づきだ。微力ながら有意義なものになっている。


こういう場でよく私が言わせてもらうことは、「体に良いものというのは世の中に何もない。悪いものはある。だからいかに悪いものを体に入れないようにするか、悪いことをしないようにするかが大事。」ということ。体に良いものがあると思っているうちは、あれがいい、これがいい、挙句はマスクがいい、解熱剤がいい、ワクチンがいい、ということになってしまう。いくら学んだところで根本的な理解に達することはできない。


自然栽培というのは、あれがいいこれがいい、を見直すためによいだろう。一般的な有機栽培にはできない芸当。この価値観をどう伝えていくか。といいながら、今日の5年生の大豆収穫では時間と段取りに頭がいっぱいで、何も気の利いたことは言えなかった。


# by tanboya3 | 2022-10-26 19:50 | 主張・提言・考え事

次男の休日

声量の無い次男。我こそはとしゃべりまくる小2の中では埋没するわな(笑)。


「チソコイタイイタイ病」で学校を休んだ日、女房と2人でゴボウの母本選抜をする傍らで、バックホウの練習をする次男。


人間の性格って、その形成過程がおもしろいなと。ま、どう歩んでも人生。いい背中だけは見せてやりたいね。

# by tanboya3 | 2022-10-24 19:44 | 家族

バカな猿どもめ

子供の体力低下、少子化。これらは最近のニュース。そして周囲を見回すと、「子供には口枷(マスク)に慣れさせたい」とあっけらかんと言ってのける教育関係者がきちんと育っていて、外せと言っても口枷を外さない子供若者が当たり前になった。


実に順調だ。しかし緩めることなく徹底的に叩き潰さねばならない。なんたって、イチローでびっくりしたのに今の大谷だ。先の戦争の後、半世紀以上が経つというのにまだこんな奴らがいる。この猿たちの精神性は徹底的に破壊するべし。


同時に日本を戦争ができる国にしてはならない。市民派とか人権派とかを調子よく頑張らせるのだ。


# by tanboya3 | 2022-10-14 19:40 | 主張・提言・考え事

忙しければ儲からない

忙しさの収拾がつかない。


忙しければ儲かるというのが世間一般の常識。しかし我々のような一年一作の路地農業は得てしてこれが当てはまらない。年間の作付け量は決まっているため売り上げマックスもほぼ決まっているし、あらかじめ手が回らないほどの作付けをするわけではないから、想定外で忙しくなったことで売り上げが増えるわけではない。


ではなぜ想定外に忙しくなるのかというと、それは自分の予定に対して順調でないからである。抑草や除草に失敗してリカバリーが増える、イノシシ被害に振り回されてその対応に振り回される、洪水による被害復旧を通年を通してやっている、機械の故障が続いて作業工程が後手に回る、など数えたらキリがないほどの、一円の金にもならない「順調でない」ことがしばしば起きる。


ちなみに今は、アメリカセンダングサが洪水以降爆発的に増えている、今年のお米には斑点米が多い、という今まで全くなかった順調でないことに特に面食らっている。


(大豆の発芽不良から始まった除草失敗畑で、アメリカセンダングサ(中央に列生)引き。虚しさに打ち勝つ努力がいる。)

(最近田津の遊休地管理の続きもやっている。高齢化の上に洪水で加速した遊休地の急激な増加だから、これも順調でないこと由来の一つと言えるか。)


ちなみに順調でないということは売り上げは下がる。そのくせ手間ばかりが増える。つまり楽をしたければ、熟練技による適期作業で作物の生育を良くすればいいのだ。


だから栽培初期、中期では、「切るか切られるか」の真剣勝負。「反田はストイックだなあ。まあちょっとくらいいじゃない。」ではない。私は少しでも楽をして儲けたいのだ、ということが分かってもらえるだろうか。


かなり飛躍して、地域の要請に応え農地を守るべく面積をこなそうとする人生に臨むがゆえに、こういう目にあうというお話。


# by tanboya3 | 2022-10-13 19:38 | 経営(全般)

ごぼうの腐れが悩ましい

ごぼうの出荷を本格的に始めてから実質16年目になる。この間、新規就農者の身では当然のことながら出荷先にゴボウの品質の点でご迷惑をかけてきた。


一番多いのが、腐れ。店舗に並んで程なく、またひどい時にはゴボウが到着して箱を開けたときすでにゴボウが腐ってしまっているのである。


その都度状況を聞き、写真を送ってもらい、対策をとってきた。そして状況や原因には何パターンかあることが分かってきた。今年は少し多く、先日2度目の腐れの苦情がきたばかり。写真をみた時には驚いた。これはひどい。短期間でなぜこんな腐れ方をするのだ。ひどすぎてここではちょっと紹介できない。


しかしこのたびも原因は分かったつもりで対策も「たぶん」大丈夫。しかし「たぶん」としか言えない。ゴボウは工場で人間が作った製品ではなく、生き物だからである。

腐る原因を考える時に、それを腐敗菌のせいにして殺菌剤を使おうと考えることは簡単である。しかし待て、腐敗菌はゴボウ自体が弱いから活躍することができるのだから、原因はゴボウが弱いからということもできる。いや、少々弱くても腐敗菌がいても冷蔵環境なら腐ることはない、原因は高温だ、ということもできる。しかし輸送中の高温はクール便を使わない限り我々にはどうにもできない。

だから対策を手っ取り早く考えれば、殺菌剤など使う気がさらさらない我々としては、例えば生命力が弱くて腐れやすいものにはあらかじめ腐ってもらって、残った元気なものだけを出荷する、という手法が真っ先に思い浮かぶ。幸いゴボウには一定期間の保管で熟成するという性質がある。


そして言うまでもなく、生命力の強いゴボウを育てるということになる。それがまさに自然栽培で目指していることでもある。そして自然栽培歴を地味に積み上げてきた。


しかしこのたび頭を抱えているのが、このたびの腐れの原因は、圃場由来の要素が明らかに大きいだろうということである。つまりゴボウが弱い。それで出荷前の対策だけで100%解決することができない。このたびの収穫圃場は自然栽培歴を13年重ねた。しかし自然栽培を始める以前に無知により鶏糞をどかすか投入した圃場でもあり、この4年間で2度も洪水時に山土が多く堆積した圃場でもある。それらのせいだろうか、ゴボウがいくらか弱いと思っている。そしてさらに気になるのが4年前の洪水で収穫直前のほぼ全量のゴボウを土の中で腐らせたことである。このことの影響はないだろうか。


ちなみに、ゴボウ栽培ではトレンチャーが必須だろうと思っているのだが、このトレンチャーがけで不自然なものをいかに土中深くに送り込まないかがカギである。物理的に無理だが理想は表土すらもである。深くまで団粒構造を作ろうとする自然栽培の標準的手法に反して、ゴボウ栽培には下層は痩せてるくらいがいいというのが私の持論だ。これまでに送り込んできたものは仕方がないとして、これからをしっかりやるしかない。そのためには直近ネタとしてロータリーの更新時にも工夫を凝らす。これなど思いついてからようやくの10年越しの工夫だ。地味だがこういうところをやっていく。でなければ、うちを信頼して取引きを続けてくれる相手に申し訳がない。


# by tanboya3 | 2022-10-10 19:30 | 作業・技術(ゴボウ)

およそ月1回更新。日々のブログは、http://handa-shizensaibai.com          


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